いつも心に鳥をーぱはりんです。
街中・公園・野山。
聞こえてくるきれいな鳥の声。
でも鳥の姿は見えない。
そんな場面に1度は遭遇したことがあるのではないでしょうか?
冬はまだしも、春~初夏~夏場は葉が生い茂り、探せど探せど、見えるのは葉っぱのみ。
くやしいですね。
「きれいな声の主を見たい!」
この記事では、鳥の鳴き声を聞いても姿が見えない時に鳥を探す方法についてお届けします。
「鳥さん、どこにいらっしゃいますか?」
「声が聞こえてきて、パッと振り返るとそこに鳥が!」なんてのが理想ですが、なかなかそうはいかないのが常。
特に木々生い茂る野山では至難の業のことも。
スズメサイズの鳥では特に難易度が上がってきます。
ですが、スズメサイズくらいの小鳥、かわいい鳥さんがいっぱいいます!
”鳥アンテナ”と”鳥動体視力”を鍛えながら、鳥さん探しを楽しんでみましょう♪
※鳥アンテナ:鳥がいると自動的に意識が反応。鳥をみつける際に役だってくれる。
※鳥動体視力:鳥に関してだけ恐ろしく反応。例え視界の端でも鳥だと動きをとらえて瞬時に鳥の動きをキャッチ♪
声が聞こえた時の鳥のみつけ方♪
【1:声のする方向を見抜く・定める】
鳥の声が聞こえてきた時、まさに声が”響き渡っている”ようで、どこから聞こえてくるのか分からないことが多いと思います。
歯がゆいものです。
鳥もずっと鳴き続けてくれるワケではありませんが、我慢づよく耳を澄ましていると、どこの方向から聞こえてくるのか”だいたい”分かってきます。
まずは”だいたい”でOK!
人間、自分が強く意識したものに感覚が集中します。
聴覚もその1つ。
鳥の声を聞くときでも同じことが言えるので、その鳥の声だけに意識を集中させると、もし周りにいろいろ音が存在していても、次第にその鳥の声だけが浮かび上がって聞こえるように感じるはずです。
【2:方向がわかったら範囲をしぼっていく】
声が聞こえてくる方向が分かったら、次にするのは範囲をしぼることです。
具体的に言うと、
- ①どの木々のあたりからその声がしているのか
- ②どの”木(特定)”からその声がしているのか
- ③野山でも木とは限らず、地面かもしれないし、茂みかもしれません、沢のようなところからかもしれません。
- ④街中だったらどの場所(建物等)から聞こえてくるのか
- ⑤声は上の方からするのか、下の方からするのか
- ⑥声が大きくなったり、小さくなったりしていないか
気になる鳥の声の方向が定まり、次に上記のことを意識。
慣れるまで少し時間がかかるかもですが、次第に確実に範囲が特定できてきます。
⑤について、声が上の方からするのか下のほうからするのか、どうしても分からない場合は、上から下に目と耳を集中させると特定しやすいです。
(例:木の場合:木のてっぺんから下に向かって目と耳を集中させる)
⑥についてですが、声が大きくなったり小さくなったりしている場合は飛び回っていることも考えられます。
【3:ここでちょっと間違い探し】
間違い探し?
どういうことかというと、鳥がそこにいるのに、
「葉っぱばっかり」
「いつもと何ら変わらない風景」
と思い込んでいることがあります。
なので、範囲が絞れたところで、絞り込んだ場所をジーッと凝視。
例えば、葉っぱばかりのところに実は葉っぱではないようなものが見えないか?何か”ササッ”と一瞬動くものがないか?など、『違和感』を探します。
バードウォッチングは結構、忍耐力勝負のところがあります。
ちょっと見て、「あっ、いない」→諦める、では鳴き声の主には会えないことも。
ここはご自身の忍耐力との勝負です。
鳥に根負けされませんように♪
すごくアバウトに思われるかもしれませんが、結構これで見つかることは多いです。
何の鳥とまで分らなくても、「あっ!いた!」となるだけでも結構感動するものです♪
鳥をみつけた時にあるとさらに鳥を楽しめるもの
街なかで普段歩いているときや普段の散歩の時には無理だと思いますが、ハイキングや重装備ではない登山、もしくは「今日はバードウォッチングの日♪」と意を決して外出される時にあると便利なもののご紹介です。
もちろん肉眼でもバードウォッチングは楽しめるものと私は思っているので、便利グッズについてはなかったらなかったでいいと思います。
便利グッズは「あったらいいな、てもOK」それくらい気楽な方が楽しめますよ♪
双眼鏡
大きさ・重さ等、その方の感覚があるので、特定のもののご紹介は避けますが、ご自身が持たれて負担にならない大きさ・重さのものをオススメします。
大きいものになるほど倍率も上がり、確かにくっきりはっきり鳥さんを見ることはできますが、持ち歩きの負担も大きくなります。
また、お値段も上がります。
もし持たれる場合はご自身の鳥への興味の度合いとご自身の重さ・大きさ・お値段が負担にならないものを持たれるのがオススメです。
コンパクトデジタルカメラ
一眼レフと大型のデジタルカメラは、持ち歩きの負担は大きいです。
そこで便利なのがコンパクトデジタルカメラです。
最近はスマホでもいいカメラがついていますが、鳥を撮るのにはかなり限界を感じます。
コンパクトデジタルカメラを最近は買われる方も、また、コンパクトデジタルカメラ自体の種類も以前よりは少ないかもしれませんが、意外に倍率が高いものも多く、一眼レフや大型のデジタルカメラより遙かに気軽に持ち運べるので結構活躍します。
また、双眼鏡の代わりに、カメラのズーム機能を使って鳥を見ることもできます♪
まとめ
今回は声から鳥をみつける方法に関してご紹介しましたが、鳥のみつけ方は声からだけでなくいろいろあります。
100%見つかります!と保証するものではありませんが、これからご紹介する方法を試していただくと、以前より見つかる確率が高くなります♪
今度きれいな声が聞こえてきたら試してみてくださいね☺
素敵な鳥に出逢えますように🍀