鳥 つれづれ日記

いつも心に鳥を

荒鳥生活 パート4 ~気持ちの伝え方・伝わり方~

いつも心に鳥をーぱはりんです。

 

ご無沙汰しています。

 

最近バードウォッチングにも行けていないので、今回も和音松(おとまつ)くんとの生活を書かせていただきます。

 

あと1週間。

2月14日で和音松(おとまつ)くんが家に来て3ヶ月になろうとしています。

 

着実に手乗り文鳥への道を歩んでくれています。

たぶんもう「荒鳥」ではなくなったかもしれません。

 

指を差し出すと指に乗ってくれるまでになりました。

 

まだ恐怖心は残っているので長い時間指に止るのは怖いようですが、

それでも大進歩です。

 

まだ恐怖心が残っている和音松(おとまつ)くんなので、

放鳥中、基本、和音松(おとまつ)くんにはほとんど構いません。

 

和音松(おとまつ)くんと私、お互い好きなように時間を過ごしてる感じです。

 

お互い構ったりしないけど、

ある意味とても心地のよい過ごし方だなと思います。

 

和音松(おとまつ)くんの心の安全・安心、守れるし、

和音松(おとまつ)くんの心の安全・安心、大切だなと思います。

 

さて、

今回のサブタイトルは『気持ちの伝え方・伝わり方』ですが、

どうやったら和音松(おとまつ)くんに気持ちが伝わるのかなとずっと試行錯誤してきました。

 

そして、

ようやく和音松(おとまつ)くんに伝わりやすい伝え方というのが分ってきたように思います。

 

それが、

・私がちょっとアホになってみる(変なプライドは捨てる)

・おおげさにめいっぱいほめる

です。

 

最初のうちは、以前の文鳥たち、福松・姫松に話しかけていたように、普通にゆっくり穏やかに話しかけていました。

 

でも、それではどうも感情の抑揚が和音松(おとまつ)くんにはいまいち伝わりにくいように感じました。

和音松(おとまつ)くんの反応が薄いんですね。

 

伝え方と伝わり方の問題。

同じこと伝えるにしても、和音松(おとまつ)くんの場合、「言葉」ではなく、「テンション」や「言葉のリズムや抑揚」なのかなと思いました。

 

それで、「普通にゆっくり穏やかに」を変えて、

・私がちょっとアホになってみる(変なプライドは捨てる)

・おおげさにめいっぱいほめる

を実行してみることに。

 

文字では伝わりにくいですが、

 

「おとまつくん、おはよう。」

と穏やかに言うところを、

「おっとまつく~ん♪、おはよう!!」

 

「おとまつくん、帰ったよ。」

と穏やかに言うところを、

「おっとまつく~ん♪、ただいま!!帰ったよ~♪」

 

半ば歌いながら、とにかく楽しく、身体と表情全部使って気持ちをめいっぱいノリと共に伝えてみることに。

 

そして、

 

ちょっとでも和音松(おとまつ)くんができるようになったことは、

手をたたいて、バンザイして、

 

「やった!やった!すごい!すごい!すごいよ!和音松くん!!」

「すごいことできるようになったね!」

「昨日より長い間指に止まれるようになったね!やった!やった!」

のようにめいっぱいの表現でほめまくる毎日。

 

鳥もほめられてるのが分るんですね。

褒めるとすごく嬉しそうな仕草をします。

 

穏やかにほめていたときとは大違い。

 

背伸びして胸をはって、

リズミカルな動きで左右に身体を動かしたり、

同時にしっぽを左右にプルプルさせたり、

褒められてなんだかとても得意気になってるのがまた可愛い。

 

ほめられて文鳥ってこんなに喜ぶのかと、

20年文鳥を飼い続けているなかで初めての経験をさせてもらっています。

 

そんなことを日々続けているなかで、メキメキと手乗り文鳥へと変化していっています。

 

文鳥にもその子その子に伝わる伝わり方や、その子が好きなコミュニケーションの仕方というのがあるんだなと、和音松(おとまつ)くんから学ばせてもらっています。

 

そしてここ数日、また変化があり、

和音松(おとまつ)くんが時々向き合ってくれるようになりました。

 

文字通りの「向き合う」です。

 

私が和音松(おとまつ)くんの後ろ側になると、クルッと向きを変えて私と向き合ってくれるように。

身体を私の方向に向けてくれるようになってきました。

 

以前は後ろから話しかけても、目がこっち向くだけでした。

 

でも、

身体も私の方向に向けてくれるようになったり、

私に一番近い止まり木まで来てくれるようになったり、

ちょっとずつ和音松(おとまつ)くんが心を開いてきてくれてるのを感じます。

 

和音松(おとまつ)くんのなかに、まだまだ人に対する恐怖心が残っていることは感じます。

様子を見ていると、子供の時にペットショップで何かあったのだろうと思います。

 

人間と一緒で、動物も子供の頃の心の傷というのは大人になっても、心にとても大きな影響を与えるものだと思います。

もちろん、大人になってからの心の傷も然り。

 

和音松(おとまつ)くんに何があったか聞けたらいいけれど、それは残念ながらできません。

そして、もしかしたら、もし和音松(おとまつ)くんが人間の言葉を話せたとしても、心の傷の話は話したくないかもしれないなとも思います。

 

私には気持ち等を察することしかできませんが、

和音松(おとまつ)くんが安心・安全を感じられる環境と距離感を作れて、

そして心の交流ができたら嬉しいなと日々思います。

 

和音松(おとまつ)くんが心を開いてくれるようになってきて、

「和音松(おとまつ)くんはこんな表情や仕草もするんだ!」とか、

今までみられなかったその子の個性が表にでてくるようになり、

感慨深いなと思います。

 

個性の輝き、

とても素敵だなと思います。

 

自分の気持ちをその時の精一杯の表現で伝えてみる。

伝わるか伝わらないかは分らない。

相手から、反応があるかないかは分らない。

もちろんあったら嬉しい。

なかったらまた考える。

時間がかかっても全然OKと思う。

相手には相手の考え方・受取り方があって、

不安や恐怖心もあるかもしれない。

反応が返ってくるのをゆっくり待てたら嬉しいなと思います。

 

伝わらない時もあるかもしれないけど、

相手を大切に想う気持ちは、その時精一杯伝えたいなと思います。

それは相手が人間であっても、動物であっても、

自分の人生に悔いのないように生きるために。

 

相手も自分も、

相手の心も・自分の心も、

相手の時間・自分の時間も、

相手の人生も・自分の人生も大切にできるように。

 

心がつながる日、

心の交流が続いていく日々、

心の交流を深められる日々、

そんな日が人生にあることはとても幸せだなと思います。

 

相手が人間でも動物でも😊

 

みなさんの人生のなかで、

伝えたい相手に伝えたい気持ちが伝わり、

気持ちが伝わる瞬間、

心がつながる瞬間、

を感じられる日々、

そして心のつながりが持続して育つ日々が、

一度でも多く、

豊かにありますように🍀🍀🍀

 

最近の和音松(おとまつ)くん。
以前より堂々としています😊
爪、
伸びているので本当は切った方がいいのですが...
今つかまえて爪を切るとまたおびえさせることになるので、
和音松(おとまつ)くんの心の安心がもっと増えるまで
待っているところです🌼🌼🌼