いつも心に鳥をーぱはりんです。
続くコロナ療養中。
特別なことができず家で過去の写真を見ていると、たくさんの写真に埋もれて見過ごしていた鳥がいるのを発見。
一見地味なのでスルーしていまっていたようです。
が、調べてみると嬉しい出逢いであったことが判明しました☺
『クロジョウビタキ』のメスです☺
オスだともっとカラフルなので分かりやすかったと思うのですが、メスなのでもれなく地味な配色。
ですが、よく見ると、分かりにくいですが、尾羽の下にオレンジ色のカラーが😲
すっかり見落としてしまっていました😂
さて、ここでいったん日本の冬に飛来するジョウビタキの紹介です。
クロジョウビタキとの比較のために参考になれば幸いです。
日本に飛来する冬鳥のジョウビタキといえば、羽に白い斑点。
紋付きの羽織を着ているような、そんな姿が特徴的です。
メスの色は地味ですが、こちらもジョウビタキに特徴的な白い紋は羽についてます。
ではまたクロジョウビタキに戻ります。
先ほどのクロジョウビタキのメスですが、お顔は似ていますね☺
クロジョウビタキのオスですが、画像を探してきました。
参考になれば幸いです☺
こちらがクロジョウビタキのオスですが、背中に白い紋はありません。
ですが、オレンジ色のお腹の羽はジョウビタキのカラーそのものです☺
同じ写真になりますが、もう一度メスの写真です。
こちらも白い紋は無し。
日本の冬に飛来するジョウビタキに見慣れ過ぎて、「ジョウビタキ=羽に白い紋」と勝手に頭が反応してしまいますが、ジョウビタキだから白い紋があるとは限らないんですね☺
(ちなみに、ややこしいですが、白い模様があるクロジョウビタキも存在しているようです。)
後になりましたが、ここでクロジョウビタキの基本情報をお届けです。
ちなみにこのクロジョウビタキですが、日本では迷鳥として記録はあります。
ですが、クロジョウビタキももれなく亜種が存在し、日本で目撃されているクロジョウビタキの亜種はヨーロッパで見られるクロジョウビタキとは違い、アジアに分布するクロジョウビタキの亜種との記録です。
- 体長約15cm
- 羽の色 オスは全体が黒くてお腹や尾羽がオレンジ色 メスは茶色っぽい色で尾羽の下にオレンジ色の羽
- クロジョウビタキにも羽に白い模様がある個体もあるという情報もあり ジョウビタキの白い紋とは異なる模様
- 分布は夏は主は中南部ヨーロッパ、アジア(モンゴル、中国)、中南部ロシア 冬は主にヨーロッパ南部やアフリカ北部、インド、西南アジア
- ヨーロッパ南部では留鳥
- 主に昆虫や果実を食べる
同じ仲間の鳥(今回はスズメ目 ヒタキ科 ジョウビタキ属)であっても、こういう小さな違いがあり、ひとつひとつの発見とともに鳥を楽しんだり、勉強になったりするのもバードウォッチングの魅力かなと思います☺
私は図鑑を眺めていても、眺めて読んでいるだけでは載っている鳥の細かな違いはスッと頭に入ってこないので、実際の鳥との出逢いがあって、経験とともに1つずつ頭の中の鳥図鑑が増えていっているように思います☺
また、人間1人1人が違うように、鳥も、今回だったらクロジョウビタキといえども見た目は様々。
身近なスズメもよく見ると1羽1羽違います。
羽の色や配色、パッと見た感じ、まったく同じものはいないと思います。
なので、鳥の判別というのは結構というかかなり難しいと感じることも多々ありますが、なんとなく「○○かな?」から、「おーっ!!△△だ!!」みたいに分かっていく過程もまた楽しいものだと思います。
今回はクロジョウビタキのご紹介でしたが、1羽の鳥との出逢いから、自分の中の鳥図鑑が増えていったり、知識が増えていったり、1つ1つは微々たるものですが、偶然の鳥との出逢いがあってこそだといつも思います☺
見たい!というお目当ての鳥がいてもいなくても、スズメや鳩、おなじみの鳥、1羽1羽の違いを見くらべているだけでも日々発見があって、バードウォッチング、楽しいものだなと思います☺
「この鳥はこう!!」という枠にとらわれずに鳥を見れるようになるともっと面白いのかなと思うこの頃です☺
話がずいぶん逸れてしまいましたが、一見色が地味でも(鳥さんゴメンナサイ🙏💦)思わぬ鳥との出逢いというのはしているものですね。
海外でなくても、日本のなかでもそんなことはたくさん起こっているのかもしれません。
みなさんにとっても鳥との一期一会、1つ1つの機会と出逢いが素敵なものでありますように☺🍀