いつも心に鳥をーぱはりんです。
水辺にうかぶ尻。
冬の到来と共にたくさんのカモたちが日本に飛来。
水辺の上にカモ尻が浮かんでいる光景を目にする機会がいっきに増える冬。
シンクロナイズドスイミングをしているかのようですね。
他の季節とは違い、冬に水辺に大量に生えるカモ尻の光景が大好きです。
水辺の鳥の羽の撥水力はピカイチなので、水の上でも水の中でも体の羽はつるつるふわふわ。
水面からもふもふが生える癒やしの世界に参りましょう♪
今回の記事ではカモ尻クイズと共に、逆さになって愛らしいお尻と姿を見せてくれるカモたちについての記事をお届けします。
【カモ尻クイズ♪】
それではクイズです。
さて何のカモでしょうか?
問題①
問題②
問題③
回答
①ハシビロガモ
②マガモ
③オナガガモ
どんなカモが逆さになるのか?
カモもたくさんの種類がありますが、全てのカモが逆さになるわけではありません。
逆さになるカモと逆さにならないカモ、実は正反対の特徴を持っています。
逆さになるカモの特徴
- 潜れない
- 水面からすぐに飛び立てる(浮力が大きい)
- 陸地での歩行が得意
という特徴が主にあります。
なぜ逆さになる?
水中のエサをとるためです。
潜れないので、水面下のエサの採取は逆さになって採れる範囲に限られています。
また、逆さになる以外に水面でくちばしを小刻みに動かしながら前進し、水面近くのエサも食べます。
”水面近くのエサ”とざっくり書きましたが、カモによりそのエサの種類には幅があります。(ここではその詳しいエサの内容については割愛します。)
逆さになるカモは水面でエサを採るタイプのカモです。
水面でエサを採る主なカモ
①オナガガモ
②ハシビロガモ
③コガモ
④ヒドリガモ
⑤マガモ
⑥カルガモ
逆さにならないカモの特徴
先ほどもお話しましたが、逆さになるカモとは正反対の特徴を持っています。
逆さにならないカモは主に以下の特徴があります。
- 潜れる
- 水面から飛び立つのにちょっと時間が必要
- 陸地での歩行が苦手
潜れるという特徴から、エサは水中の魚や甲殻類も食べます。
「逆さにならないカモ=潜れるカモ」なのですが、潜れるカモの観察もまた面白いですよ♪
いきなり水面から姿が消えたかと思うと、突然まったく別の水面からひょこっと姿を現します。
姿が消えた時、次はどこに姿を現すのか観察してみるのも楽しいです。
潜ってエサを採る主なカモ
①ホシハジロ
②キンクロハジロ
③スズガモ
④ミコアイサ(ニックネーム:パンダガモ)
まとめ
水面に浮かぶカモ尻の正体、それはカモがエサを採っている姿だったんですね。
特に冬はたくさん水面からカモのお尻が生えている季節なので、もしよかったらカモのお尻をみつけた際には「何カモ?」と観察してみて下さい♪
またその傍ら、潜るカモの様子を観察してみるのもオススメです♪
冬はカモの季節。
浮かんでいる姿だけでなく、カモたちのいろんな姿を楽しめますように☺