鳥 つれづれ日記

いつも心に鳥を

文鳥のグリーフとグリーフケア パート2

いつも心に鳥をーぱはりんです。

 

私事で恐縮ですが、姫松のその後を書かせて頂こうと思います。

 

あれから、少し落ち着きは取り戻しているように思います。

それでも、急にスイッチが入ったように福松を探している時はあります。

 

そして、ハッキリ変ってしまったこともあり、どうしたらいいか考えています。

 

前回も夜の話をしましたが、寝る1時間前には必ず呼び、そこから1時間、ぴったり寄り添ってやらないと鳴き叫び寝なくなってしまいました。

 

福松がいなくなくなった直後よりひどくなっています。

時間の経過と共に悲しみが身に染みているのかもしれません。

福松の生前、寝る前にカゴに入れると、入れてからもチッチ、チッチ、カゴ越しに2羽で鳴き合いながら楽しそうに過ごしているなと毎日思っていました。

 

ただ、なぜここだけ引きずっているんだろうと思っています。

 

仕事に行くとき、用事で出て行くとき、昼間はまったくカゴに入れてても大丈夫。

1羽でのお留守番も大丈夫。

でも、夜だけがダメ。

 

前にも書いたように、鳥の中にも1日の気分の変化があり、それが影響しているのかもしれません。

そして、人間でも、直後に感じる悲しみだけでなく、時間が経ってから感じる悲しみというのがありますが、それに似たものを鳥も感じることがあるのかもしれません。

 

時間が経ってから感じる悲しみというのは、人間でも結構長引く気がするので、鳥も同じく、長引きそうな気もしています。

 

同類同士の存在の大きさ。

福松が生きているときは姫松、軽くあしらっていあたところもありそうでしたが、姫松をずっと9年間慕っていた福松。

鳥の中で、自分以外の鳥の存在を、心にどれだけどのように、どれだけの感情とともに、刻んでいるのか分かりませんが、人間が自分と関わりの深い人に抱くようなものを鳥も抱いているのかなと考えています。

 

話がそれましたが、夜、ちょっと用事があって姫松がいる部屋をでようものなら行くまで大音量で鳴き叫ぶし、部屋から出てこようとするし、(レースカーテンで私の様子を見ることはできるけど、でてこられないようにしています)大変な状況になります。

 

あんなにちっちゃい体の文鳥ですが、本気の大音量で鳴き続けられると、こっちが参ってしまいそうなほどのすごさです。

できるだけ側にはいてやるのですが、私もどうしてもやることがあることもあるので頭を悩ませています。

 

でも、文鳥ってこんなにも相方がいなくなった状況を、心を、ひきずるんだなと思っています。

心痛みます。

 

新しい文鳥では解決しないと思うし、でも、もちろん、福松は生き返らない。

私もできることはしていると思いますが、何か足りていないものもあるのかもしれません。

 

これから姫松が福松を失った悲しみをどのような形で、どのような道筋をたどりながら回復していってくれるんだろうと思います。

 

文鳥を複数飼ってきて、このような文鳥の様子に遭遇したのは初めてですが、福松が亡くなってから今も、文鳥のグリーフとグリーフケアを勉強させてもらっているように思います。

 

今後私が新しい文鳥をお迎えするか予定はありません。

でも、もしかしたら人生の間で飼うこともあるかもしれない。

 

鳥だけでなく、動物を飼うとき、最期までお世話できるかとかetc、つい人間だけのことを考えがちに思います。

ですが、これからは、もし複数飼うことがあれば、文鳥が仲のよい文鳥を失った時の事、文鳥の心ももっと考えらえるようにと思っています。

 

身をもって大切なことを伝えてくれている姫松と、今は亡き福松に感謝です。

 

これからも試行錯誤しながら、姫松のグリーフが1日でも早く癒やされること願いたいです🍀