いつも心に鳥をーぱはりんです。
前回に引き続き私事で恐縮ですが、ペットの文鳥について書かせて頂きます🙇
あくまで私の主観になりますがご了承頂けたら幸いです🙏
まだ自分の中にも残っているペットロスを感じながらも、よき相棒の福松を亡くした文鳥「姫松」の様子がずっと気になり、私とは違った”ロス”を感じているんだろうと思いその様子を見ています。
元気にはしてくれていますが、福松亡き後、行動に変化があったりするのをみると、それなりの喪失を感じているように思います。
人間だったら、『否認→怒り→(取引)→抑うつ→受容』と言われています。
鳥はもちろん異なると思いますし、私は獣医師でも研究者でもないので、感覚でしか分かりませんが、文鳥にも喪失を受け止めていく段階があるように思えます。
4月23日、福松が亡くなった当初と比べると、福松を探している頻度も減ったような気はしますが、朝起きた時と夜寝る前はさみしさにおそわれているように思います。
朝起きて、鳴いても踊っても、福松の返事は返ってこないので必死になっています。
私が返事をするだけではやっぱり心が満たされないんですね。
飼い主は飼い主、福松は福松。
返事の違いを明確に覚えて判断しているようです。
夜、福松の生前、寝る前、寝る30分前にはカゴに入れ、餌を食べたり、2度目の水浴びしたり、ゆったり時間を過ごして就寝していました。
福松亡き後、同じ事をすると大暴れ。
体内時計があるかのように、今では寝る1時間前になると私を呼び、私が部屋を出るだけで鳴き叫ぶようになりました。
私が部屋にいる状態で、カゴの鍵も開けた状態で、餌を食べるのをみてやり、就寝30分前には手の中で過ごしたがり、時間になるとすんなり就寝。
ひどく鳴き叫びあばれるので、寝るギリギリまで、カゴの扉を閉められなくなりました。
日中は比較的穏やかに過ごし、お留守番もおとなしくしてくれているようですが、朝と夜は心痛を感じているようです。
特に夜はさみしさが襲ってくるのでしょうか。
人間でも、どちらかと言えば夜の方が朝より考え込んだりしがちだと思いますが、それに似たものがあるのかなと思っています。
福松のカゴも処分しようと思ったのですが、カゴを動かすと悲痛な声で鳴くのでまだ動かせません。
まだ福松が帰ってくると思っているのかもしれません。
おそらく、まだ福松がいなくなったことを受け入れられていないんだろうと思います。
若干、前より頭の羽が減っているように思います。
そして、よく食べていますが、もしかしたらストレスもあるのかもしれません。
前よりちょっぴり重くなってるようです。
よく食べている割には脚のカサカサ感が増しているので、これもストレスが関係しているのかなと感じます。
この辺りは人間に近いものがあるようにも思えます。
『鳥類心理学』『文鳥心理学』なるものはないので、今、姫松がどんな段階にいるとか、どんな方法でケアしてやればいいとかは分かりませんが、老齢もあるので、細心の注意は払ってやりたいなと、手探りでコミュニケーションしています。
文鳥は喜怒哀楽を日常的にダイレクトに伝えてきます。
今はそれにさらに輪がかかっている状態のようです。
4月23日から今まで、試行錯誤しながら思うのは、姫松なりの悲しみやつらさがあふれだした時にその受け皿になってやること、どうやったら安心して落ち着いてくれるのか、その方法を都度探すこと、それが大事なのかなと思っています。
とりたててこれといった方法でもないですが、安心させてやること、悲しみからくるパニックを落ち着かせてやることが、鳥にとってのグリーフケアになるような気もしています。
自分の心も眺めて私も自分のペットロスをいやしながら、姫松のグリーフケアもしれやれたらなと思います。
そして、余談ですが、福松のある行動を、福松亡き後、姫松がマネをするようになっています。
言葉はよくないですが、「拾い食い」。
福松はポツっと落ちている餌を拾って食べるのがなぜか好きでした。
一方、姫松は落ちている餌にはいっさい見向きもしない子でした。
ですが、福松亡き後、落ちている餌を食べるようになり、福松の跡をたどっているのか分かりませんが、毎日拾い食い。
不思議なものだなと思います。
飼い主の勝手な想いですが、それだけ福松が姫松の心の中に住んでいるようにも思えます。
私も私なりに、姫松も姫松なりに時間は必要だと思いますが、姫松の回復をゆっくり助けてやりたいと思います🍀
鳥も含め、動物たちにも人間に似た心の動きがありそうですね。
もの言えぬ動物。
それでも、動物の中で起こっている心の動きを精一杯、伝えられる相手に伝えているように思います。
できる限りその心の声に気づき、心を通わせることができたらいいなと思います☺