鳥 つれづれ日記

いつも心に鳥を

いただいた時間と心のパイプライン パート2

いつも心に鳥をーぱはりんです。

 

前回のブログの続編を書く予定はまったくなかったのですが、前回の続きとして書かせて頂きたいと思います。

 

姫松の体調の変化から感じることがありました。

 

昨日、朝起こしたら姫松の体調が急変していました。

今回は今までになく良くなさそうです。

 

前回のブログにパソコンで眠ってしまった様子の写真をのせましたが、気になる膨らみ方をして寝ているなとは思っていました。

ですがその後ケロッとしていたので、大きな問題はなさそうに思えました。

 

いつものお医者さんにチャット診療ですぐに問い合わせたのですが、本来なら酸素吸入が必要な状態のようです。

 

無数の泡がはじけるようなプチプチという音が胸全体から聞え、しかもその音の振動が手のひらや指に伝わってきます。

こんなひどいプチプチ音の症状は、今まで文鳥を飼った中でも初めてです。

 

ひどい発作持ちなので病院に連れていけず、正直、手の施しようがないように思っています。

携帯酸素も怖がる。

自宅でできる最後の命綱までも、姫松にとっては凶器になってしまいます。

 

お医者さんには、今回は保温では対応できる症状ではないことを伝えられました。

 

それでも、

 

私に唯一できるのは、できる限り手の中で温めること。

声をかけること。

 

今のありのままの姫松を受け止めながら、大切に想う気持ち、感謝、好きだよという気持ちを伝え続けること。

 

寝たいのか、エサを食べたいのか、水を飲みたいのか、フンがしたいのか、etc

今何がしたいのかできる限り察して、姫松の手足になってやること。

 

食欲も減っています。

ひどい嘔吐もまた出現。

それでも、頑張って食べるんですね。

「生きよう」としているんだと思います。

 

そして、保温では対応できないと言われましたが、

 

ずーーーっと握り続けていると、音が消えていき驚いています。

姫松の表情も穏やかになり、血色もいささか回復。

 

もちろん病気が治ったとは思ってません。

 

朝起きたては特にひどい状態になるようです。

エサを食べにカゴに戻すと、その後はまた恐怖のプチプチ音が再開します。

血色も悪くなる。

 

エサは食べ終わったら合図を送ってくれるので、またひたすら握る。

音が消えていく。

血色がいささか良くなる。

 

その繰り返し。

 

お医者さんには保温では無理と言われたけれど、姫松との心のパイプラインが、姫松の命を少しでも助けてくれていること、姫松の心身をおだやかにしていることを感じます。

 

態度で、

言葉で、

使える方法は全て使って、

「好きだよ」「たいせつだよ」という気持ちを伝え続けてきたことは、心のパイプラインができているからこそ生き、姫松の今まで最大の危機さえも助けてくれているように思います。

 

もちろん、姫松が私を拒否していたら、私を嫌っていたら、いくら私が姫松を大切に思っても、心のパイプラインは育たず、体調を崩した時点で姫松はすぐに天国行きだったかもしれません。

 

心のパイプラインを育てていくとき、

態度で、

言葉で、

使える方法は全て使って、

 

「好きだよ」

「大切だよ」

「仲良くなりたいんだよ」

「ありがとう」

「いてくれて嬉しいよ」

「一緒にいれて嬉しいよ」

 

という気持ちを伝えること、とても大切に思います。

 

日本だと“察する”ということが大切にも思われるところがあると思います。

言葉や態度にできない、「照れ」もあると思います。

 

それでも、

言葉にしてはじめて伝わることもあると思います。

態度にしてはじめて伝わることもあると思います。

 

言葉と態度の一致は特に大切に思います。

相手が安心して気持ちを受け取れるきっかけだと思います。

 

他の動物は分かりませんが、文鳥を見ていて、

言葉の響き、飼い主の声の調子や響き、飼い主の表情、態度、全てを総合的に観察しているように思います。

ちゃんと文鳥も、人間の言葉と態度の一致・不一致を感じているように思います。

 

私事で恐縮ですが、私の心の置き場として少し書かせて下さい。

つい最近、大切でずっと好きな相手に「好き」という気持ちを言葉で伝えました。

この「好き」は恋愛感情の「好き」です。

もちろん、人間としても、プロフェッショナルとしても、相手のことは好きです。

 

その「好き」が、相手に恋愛感情として「好き」と伝わったのかは分かりません。

伝わっていたら嬉しいなと思います。

 

また、相手には相手の気持ちがあり、相手の心は相手の領域。

 

それでも、

 

心のパイプラインを築きたい相手がいる時、相手が動物であっても、人間であっても、特に、言葉で伝える大切さを感じています。

 

見栄もなく、

心、そのままに。

 

ペットであっても、人であっても、自分のできうることはすべて出し切って、後悔のないように、動物とも人とも、心のパイプラインを、その関係がある限り、誠実に育てていけたら幸せだなと思います。

 

姫松がまた奇跡的に回復するのか、もう天国が目前なのか、分かりません。

ですが、身をもって、今日も大切なことを伝えてくれたなと感じています。

 

すべての飼い主さんとペット、そして皆さんの大切な人、愛する人との心のパイプラインがどんなときも、喜びも苦しみも乗り越えながら、いつまでも温かく育っていきますように🍀🍀🍀

 

すでに存在している心のパイプライン。

まだ芽をだしたばかりの心のパイプライン。

つなげたい心のパイプライン。

 

いろんな心のパイプラインがあると思います。

 

どの地点であっても、

そこから育っていく心のパイプラインがお互いにとって幸せな心のパイプラインになりますように🍀🍀🍀