動きが可愛いハトの首の動きにはカラクリがある！

いつも心に鳥をーぱはりんです。

ぽっ、ぽっ、ぽっ、

ハトが首をふって歩いている様子をながめていると、その首の動きに合わせて、

「ぽっ、ぽっ、ぽっ」といつも口ずさみたくなってしまいます。

“首をふっている”ようにみえるのですが、あの首の動きにはカラクリが隠れていること、ご存じでしょうか？

この記事では、『動きが可愛いハトの首の動きにはカラクリがある』というお話をお届けします。

公園のベンチに座っていると、鳩が可愛く首を動かしているのを見かけます。

鳥好きの私は過ぎる時間も忘れ、ハトの首のリズムにつられて自分の首も動き、

ポッポ言ってることも。

『ハトはなぜ首を振って歩くのか』（岩波書店：藤田祐樹　著）という書籍よると、

首だけを軽快に、「いっち・に、にっち・に」と“振って“いるのではなく、歩くと同時に伸び縮みしている首が、あたかも、首を振っているように見えているらしいです。

ちょっと複雑ですが…

片足をふみ出すときに、首をまずグッと前に伸ばしはじめる。

(びよ～ん)

首を伸しつづけながら、もう片方の足で地面をけり出す。

その時、そこで頭を止める(空中に頭を静止)。

(ピタッ)

頭を止めたまま、地面をけった足と体を前に移動。

けった足と体が前にいく時に、伸した首を縮める。

(ぐいっ)

地面をけり出した足が地面に着地したら、もう片方の足を踏み出すので、また首を伸しはじめる。

(びよ～ん)

以下繰り返し。あくまで首の伸び縮み。

伸び縮みなんだけど、これを知って何回ハトをながめてみても、やっぱり首を振っているように見える不思議。

あなたはこの首振りのカラクリを知ったあと、首を振っているのではなく、”首を伸び縮みさせているだけ”というように見えるでしょうか？

「ぽっ、ぽっ、ぽっ」歩くハトをながめながら、今日もハトの首振りとにらめっこしてしまいます。

さらに詳しい事を知りたい方には、『ハトはなぜ首を振って歩くのか』（岩波書店：藤田祐樹　著）がオススメです😀

可愛いハトの首の動きは、歩くと同時に首が伸び縮みしているのです。

あたかも首を振っているように見えますね。